信用情報回復を弁護士に依頼するメリットと依頼する専門家の選び方

信用情報に事故情報が登録されてしまったら、ローンもクレジットカードも利用できない不便な状態になってしまいます。

そんなときでも一定の要件を満たせば信用情報を回復できる可能性があるので、ぜひ知っておきましょう。

弁護士に依頼すればよりスムーズに信用情報を回復しやすくなるものです。

今回は信用情報の回復を弁護士に依頼するメリットや弁護士の選び方をご説明しますので、ブラックリスト状態になってお困りの方は参考にしてみてください。

1.信用情報は回復できるケースがある

信用情報とは、個人のローンやクレジットカードの利用履歴に関する情報です。

日本では3つの信用情報機関が個人の信用情報を管理しています。

【3つの信用情報機関】

JICC

CIC

KSC

金融会社や銀行などの金融機関はすべて信用情報機関に加盟しており、ローンやクレジットカード発行の審査の際に信用情報を参照します。このときに延滞情報や債務整理情報が登録されていると、「危険人物」と判断されて審査に通してもらえません。

信用情報に登録される延滞情報や債務整理情報などのネガティブな情報を「事故情報」といいます。そして信用情報に事故情報が登録された状態を、一般的に「ブラックリスト状態」とよぶケースもあります。

いったん借金を延滞したり債務整理したりすると一定期間(5~10年程度)が経過するまで、信用情報の事故情報を消してもらえないのが原則です。

信用情報に事故情報が登録されている限り、どこの銀行やクレジットカード会社に申込みをしてもローンやクレジットカードを使わせてもらえません。

ただし一定の条件を満たせば信用情報から事故情報を消して回復できるケースも。たとえば以下のような条件にあてはまる方は事故情報を消去できる可能性があるので、ぜひチェックしてみてください。

  • 借金の時効が成立している(最終返済日の翌日から5年以上経過している)
  • 借入時期が古い(平成16年より前から借入をしている)
  • 過払い金が発生している可能性がある(2008年頃以前から消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用している)
  • まったく身に覚えがない(延滞も債務整理もしたことがない)

信用情報を回復するためには、まずは信用情報機関へ信用情報開示請求を行い、その結果にもとづいて貸金業者に連絡を入れなければなりません。申し入れと交渉によって貸金業者が適切に対応すれば、信用情報から事故情報を消してもらえる可能性があります。

2.信用情報回復を弁護士に依頼するメリット

信用情報を回復する手続きは、弁護士に依頼するようお勧めします。理由は以下の通りです。

2-1.信用情報を回復できるかどうか、的確な判断が可能

事故情報が登録された場合、抹消できるケースばかりではありません。

返済の長期延滞や債務整理した場合、基本的には5~10年は事故情報が登録され続けるからです。信用情報を回復できるケースは一定の条件を満たす少数と考えましょう。回復が可能かどうか知るために、詳細な調査が必要になる可能性もあり、ご自身では信用情報を回復できるのか適切に判断するのは困難になりがちです。

弁護士に相談して状況を伝えれば、信用情報を回復できる見込みがあるかどうかわかります。

調査が必要な場合には、引き続き調べてもらえますし信用情報回復の手続自体も依頼できます。

信用情報を回復したいけれどできるかどうかわからない方は、1度弁護士に相談してみるとよいでしょう。

2-2.回復できる可能性が高くなる

信用情報を回復するためには、事前の調査や債権者との交渉などの専門的な対応が要求されます。

素人の方では適切に対応できない可能性が高まるでしょう。失敗したら事故情報が残ったままになり、ローンもクレジットカードも利用できません。

専門的な知識とノウハウをもっている弁護士に依頼する方が、事故情報を消してもらえる可能性が高くなります。

より確実に信用情報を回復したい方は、ぜひ弁護士に相談してみてください。

2-3.労力がかからない

信用情報から事故情報を消す手続きには労力がかかります。基本的には事前に3つすべての信用情報機関へ情報開示を行い、開示された書類の内容を正確に分析しなければなりません。その後、消去できる可能性があれば貸金業者へ連絡を入れて、事故情報削除の申し入れを行います。

ご自身で対応すると慣れない作業に時間をとられますし、なかなかスムーズに進めにくいでしょう。弁護士に依頼すると手続きをすべて任せられるので、手間と時間の節約になります。

面倒な作業をしたくない方、やり方がわからない方はぜひ弁護士に信用情報の削除を依頼しましょう。

3.信用情報の回復を依頼する弁護士の選び方

信用情報の回復(事故情報の削除)を弁護士に依頼するとき、誰でもよいわけではありません。弁護士とはいっても、全員が信用情報の回復を受任しているわけではないためです。

弁護士の中でも事故情報の削除を受けつけている人は「ごく少数」といってよいでしょう。

少なくとも2021年3月時点においては、ネットで弁護士を探して信用情報の削除を依頼しても、断られる可能性が高い状況です。

債務整理と事故情報の消去は異なります借金問題には熱心に取り組んでいても、信用情報回復は取り扱わない方が多いので、注意してください。

信用情報から事故情報を削除したい場合には、「信用情報回復」「事故情報削除」や「ブラックリスト対策」に力を入れている弁護士を探さねばなりません。

4.信用情報回復を依頼できる弁護士の探し方と事故情報が消えるまでの流れ

信用情報回復措置を依頼できる弁護士は、以下のような方法で探しましょう。

4-1.信用情報、ブラックリストなどのワードで検索

信用情報の回復、事故情報の抹消を依頼したい場合、まずはネットで「信用情報回復 弁護士」「事故情報を消す 弁護士」「ブラックリスト解消 弁護士」などのワードで検索してみてください。

信用情報回復を請け負っている弁護士事務所がヒットする可能性があります。

4-2.法律事務所サイトの内容を確認

次に、検索結果に表示された法律事務所サイトの内容を確認してください。

中身をみて、はっきりと「信用情報回復」「ブラックリストの解消」「事故情報の削除」を扱っているかどうかチェックしましょう。

「信用情報回復 弁護士」などのワードでヒットしたサイトでも、中身を見てみると信用情報回復に対応していないケースが多いので注意が必要です。通常の債務整理しか受任していない法律事務所のものが多数となっているでしょう。

必ずサイトの中身を見て「信用情報回復や事故情報削除」を取り扱っていることを確認しましょう

4-3.問合せをする

信用情報の回復を受任している弁護士事務所が見つかったら、お問い合わせフォームや電話などで問合せをしましょう。

4-4.相談をして依頼する

問合せをすると、1度弁護士へ法律相談をすることになります。そのときに状況を詳しく伝えましょう。すると信用情報を回復できそうか、見込みを伝えてもらえます。まずは調査が必要になるケースもよくあります。

弁護士からの説明に納得したら信用情報回復措置を依頼しましょう。

4-5.信用情報から事故情報が抹消される

その後は弁護士が適切に対応して、信用情報から事故情報を消してくれます。

事故情報が消えたら、その後はまた元のようにローンやクレジットカードを利用できる状態に戻ります。

4-6.知り合いの紹介や弁護士会の相談はNG

事故情報を消すために弁護士を探すとき、知り合いの紹介や弁護士会への法律相談、法テラスの法律相談を利用するのはお勧めではありません。

なぜならこれらの方法で紹介してもらえる弁護士や担当弁護士は、信用情報の回復に対応していない可能性が高いからです。

知り合いから紹介してもらった弁護士が債務整理に強いとしても、信用情報に関する対応はしていないケースが大多数でしょう。

弁護士会や法テラスで債務整理の相談をしても、信用情報回復措置は依頼できない可能性が高い状況です。

弁護士全体の中でも信用情報回復を取り扱っている人は非常に少ないので、たまたま自宅近くに対応している弁護士がいる可能性は低いと考えてください。全国から弁護士を検索できるネットを利用するようお勧めします。

5.××法律事務所が選ばれる理由

××法律事務所では、事故情報の削除に非常に力を入れている全国でも数少ない弁護士事務所の1つです。

以下で当事務所が選ばれる理由をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

5-1.数少ない信用情報回復に対応する弁護士

全国でも信用情報削除に対応している弁護士事務所は少数です。当事務所はそういったニッチな分野に熱心に取り組んでいるので、必要とするお客様から多くのご相談をいただいています。

5-2.全国対応

当事務所では、日本全国から信用情報回復のご依頼をいただいています。

事故情報削除の手続きに対応している弁護士は少ないため、自宅近くの法律事務所を探そうとしてもなかなか見つかるものではありません。遠方の弁護士事務所にしか依頼できない方が多いでしょう。

××法律事務所なら、全国どこの地域の方でも信用情報回復措置を代行させていただきますので、遠方であってもご遠慮なくご相談ください。

5-3.秘密厳守

借金を延滞したり債務整理をしたりしてブラックリスト状態になったことは、できれば誰にも知られたくないもの。家族にも言いたくない方もおられます。

弁護士には守秘義務があるので、ご相談内容やご依頼内容を他に漏らされる心配は要りません。

また弁護士が事故情報の削除手続きを行うときに、ご家族に知られるきっかけも通常はありません。秘密にしたまま信用情報を回復できるケースが多いので、誰にも知られたくない方も安心してご相談ください。

5-4.相談料は無料

「弁護士に相談すると、高額な費用がかかるのでは?」と心配になる方もおられるでしょう。

当事務所では、ご相談料は無料とさせていただいています。

ちょっと話を聞いてみたい、自分のケースでも信用情報を回復できるのか知りたい、という方はぜひ、無料相談を利用してみてください。

5-5.完全成功報酬制

信用情報回復は、必ず成功するとは限りません。ときには条件を満たさず事故情報を削除できないケースもあります。

そんなとき、弁護士が動いたからといって費用が発生してしまったら、依頼者には「持ち出し」が発生してしまうでしょう。

当事務所ではみなさまが信用情報回復のサービスを気軽にご利用いただけるように、「完全成功報酬制」を採用しています。

信用情報を削除できなかった場合には報酬をいただいておりません

「事故情報が残ったままになったのに費用だけが発生した」といった状況に陥る心配は要りませんので、お気軽にご相談ください。

6.信用情報回復は弁護士へ相談を

信用情報に事故情報が登録されたまま生活するのは不便です。家族に秘密にしている場合でも、何度も審査に落ち続けていると不審に思われて知られてしまうおそれがあるでしょう。

そんなことになる前に、早めに弁護士に信用情報回復を依頼してみませんか?

××法律事務所では全国から無料でご相談をお受けしていますので、ローンやクレジットカードの審査に通らなくてお困りの方がおられましたらお早めにご連絡ください。

お問い合わせはこちらより承っております。